開業ステージ別

集客設計ガイド
開業ステージ別
時期によって
先に手をつけるものは変わる
広告を出す時期ほど、確認することが増える

開業前にしか決められないこと、開業直後にしか効果が出ないこと、数年経ってから見直すべきこと。集客の打ち手は、時期によってまったく別物になります。貴院が今どの段階かを確かめてください。

集客設計ガイド 開業ステージ別。開業ステージに合った集客方法を考える。時期の区切りを示す点線、カレンダー、院の外観のイラスト

こんなお悩みありませんか?

開業ステージ別の記事を見ても、自院が今どの段階で、何から手をつければよいのか判断がつかない

開業直後で早く知ってもらいたく広告を出したいが、何を確認すればよいのか分からない

開業から数年経ち、来院が伸び悩んでいるが、何から見直せばよいのか分からない

いずれも、時期ごとに確認すべきことを分けずに、同じやり方を続けているために起こります。

時期ごとに、広告の規制がどこまで及ぶかを確認する

整体院・整骨院では、広告の出し方によっては規制に触れます。開業直後ほど広告を使いたくなりますが、広告を出した瞬間、広告そのものだけでなく、着地するホームページの書き方まで見る必要が生じます。

以下の4つの時期に分けて、それぞれ確認することを一覧にしましたので、①から④まで順にご確認ください。

1開業前
2開業直後
〜3か月
34か月
〜1年
42年目
以降

時期ごとにやりがちなことと、確認すること

同じ「広告を出す」でも、時期によって確認すべき対象が変わります。①から④までを順にご覧ください。

1

開業前|屋号・ロゴ・チラシを先に作りたくなる時期

屋号やロゴが決まると、次はチラシを作りたくなりますが、チラシは広告規制の対象です。経歴や症状名など、載せられない事項がありますので、作り始める前に、何を載せられるかを先に決めてください。

確認先
整体院・整骨院のチラシ規制|経歴も症状名も書けない理由とホームページとの違い

2

開業直後〜3か月|認知のために広告を出したくなる時期

まだ知られていないため、リスティング広告などで早く知ってもらいたくなります。広告を出すと、審査の対象は広告そのものにとどまらず、着地先のホームページの記載内容にも及びます。

確認先
整体院・整骨院のWeb広告|リスティングでホームページも規制対象に

3

4か月〜1年|症状別ページを増やしたくなる時期

来院が増えてくると、症状別ページを追加していきたくなります。ホームページは原則として広告規制の対象外ですが、広告からリンクするページは、広告と一体のものとして規制の対象になるとされています。

確認先
整体院・整骨院のLPとホームページの違い|広告に出すなら規制がかかる

4

2年目以降|施策を積み増していきたくなる時期

症状別ページやキャンペーンなど、施策を積み重ねてきた時期です。増やしたページが規制の線を越えていないか、まとめて見直してください。

確認先
整体院・整骨院のホームページで確認したい7項目|広告規制と情報掲載の注意点

「こうすれば規制を回避できます」とは申し上げられません

あはき・柔整広告ガイドラインには、規制の単位となる「ウェブサイト等」の明確な定義が置かれていません。そのため、着地ページを分ければ規制の対象から外れる、といった保証はできません。

時期ごとに確認すべきことをお伝えしたうえで、出す・出さないは貴院に判断していただくためのご案内ですので、実際の広告出稿にあたっては、所管の保健所等にもご確認ください。

まず確認すること

次の4つを確認すると、今どの段階にいるかが見えてきます。

物件と屋号は
決まっているか

決まる前であれば、その屋号で実際に検索したときの見え方を、先に考えておくことができます。

Googleビジネス
プロフィールは登録済みか

未登録であれば、開業前の段階からでも準備できます。

開業から
何か月経ったか

月数によって、先に手をつけるべき施策が変わりますので、上の4つの時期のどこに近いかを確かめてください。

新規患者と再来患者を
月ごとに分けて記録しているか

分けて記録できていない場合は、まずそこから始めてください。この記録があると、2年目以降に見直すときの判断の材料になります。

段階別の最初の一手

上の確認で見えてきた段階に近いものを選び、最初の一手からお試しください。

◎は最初に手を付ける一手、○はあわせて整える項目です。着手する順番の目安であり、効果の優劣を示すものではありません。

01開業前物件・屋号を決める前

後になって効果が表れる決めごとが多い時期です。

◎最初に
  • 屋号の候補で検索する同じ名前の院が近くにないか確認
○あわせて
  • 屋号とドメインの決め方
  • 商圏の下見
  • 公開までの段取り

02開業直後〜3か月知られていない段階

まだ知られていないため、まず見つけてもらう段階です。

◎最初に
  • Googleビジネスプロフィールの登録写真と営業時間を埋める
○あわせて
  • チラシ載せられる事項を先に確認
  • 内覧会

034か月〜1年土台を作る段階

広告を止めても来院につながる状態を作っていく時期です。

◎最初に
  • 症状別ページを1本作る
○あわせて
  • 口コミ
  • LINE予約

042年目以降立て直しの段階

数字を見ないまま施策を積み増している状態から、見直しをかける時期です。

◎最初に
  • 月ごとの数字を書き出す新規患者・再来患者・売上を並べて
○あわせて
  • 料金とリピートの見直し
  • 増やしたページの規制点検

開業直後〜3か月と4か月〜1年は、広告を出すと、広告文面だけでなく着地するホームページの記載内容まで確認の対象に入る時期です。広告をご検討の際は、整体院・整骨院のWeb広告|リスティングでホームページも規制対象にもあわせてご確認ください。

施術所の数の推移

開業を考えるうえでの目安として、柔道整復の施術所数の推移をご案内します。

柔道整復の施術所数の推移(各年末現在)
  • 平成26年45,572か所
  • 平成28年48,024か所
  • 平成30年50,077か所
  • 令和2年50,364か所
  • 令和4年50,916か所
  • 令和6年50,924か所

平成26年末から令和4年末までの8年で約5,300か所増えたあと、令和4年末から令和6年末は8か所(0.0%)の増加で、ほぼ横ばいです。この数字だけから経営の厳しさは断定できません。新しく開く院が落ち着いてきた局面では、既にある院との見え方の差が相対的に目立ちやすくなる、という一般的な見立ての参考としてお使いください。

出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」表6(令和7年7月29日公表)。

よくあるご質問

Q

開業前にGoogleビジネスプロフィールを登録できますか

A

物件と屋号が決まっていれば、開業前でも登録できます。オーナー確認の前に開業日を入れておくと、開業日の90日前からGoogle上に表示されます。住所や営業時間などは、確定した情報で登録してください。まずは候補の屋号で実際に検索し、近くに同じ名前の院がないかを確認しておくと、後の手戻りが減ります。

Q

開業してすぐは広告を出したほうがよいですか

A

一律にはお伝えできません。広告を出す時点で、広告文面だけでなく、リンク先のホームページの記載内容も確認の対象に入ります。出す前に何を確認すべきかを、上の「時期ごとに、広告の規制がどこまで及ぶかを確認する」でご確認ください。

Q

ホームページは開業前と開業後、どちらで作るべきですか

A

どちらでも作成いただけますが、性質が異なります。屋号やロゴなど後から変えにくい要素は開業前に固め、症状別ページや口コミなど積み上げていく要素は、開業後に少しずつ育てていく進め方が向いています。

Q

開業から何年か経って来院が減ってきました。何から見直せばよいですか

A

まず、新規患者と再来患者の人数を月ごとに分けて記録し、どちらが減っているかを確かめてください。新規患者が減っているなら見つけてもらう施策が先になり、再来患者が減っているなら院内の体験や料金の見直しが先になります。詳しくは上の「2年目以降|立て直しの段階」をご覧ください。

ほかの切り口から探す場合は、集客設計ガイドの一覧をご覧ください。

今の段階で何をすべきか、
一緒に確かめます

「開業前に、何から決めればよいか分からない」
「広告を出す前に、何を確認すればよいか分からない」
まずはそのお悩みからお聞かせください。

今の段階をお伺いしたうえで、先に手をつける一手と、広告を出す前に確認することをご案内いたします。お申し込みを前提としないご相談も承ります。